カメラの種類は一眼レフからアクションカム、ハンディカメラやスマホカメラまで様々。
どのカメラで撮影していいか困らないように、ツーリングや撮影の条件に分けて用意すればよいか機種の例を紹介を含めて解説していきます。
自分が撮りたい条件を把握する
まずはカメラで自分が何を記録したいのかの把握が大切。以下の項目を参考にしてみてください。
- 写真だけか動画も撮るのか
- 日中のみか夜間も撮るのか
- 自分のバイクの背積載能力
- スマホカメラが苦手な撮影環境
- カメラ購入の予算
などをもとに自分のツーリングスタイルに合った機種を探していきます。
写真だけか動画も撮るのか
休憩中の風景などのキレイな写真が撮りたいのであれば一眼レフなどが必要。またヘルメットや車体に取り付けて走行中の動画を撮りたいのであれば軽量なアクションカムが向いています。
一眼レフはかさばるけど高画質、アクションカムは画質はそこそこだけどコンパクト。
それぞれ特徴があるため僕はツーリングに出かける際はアクションカムとミラーレス一眼の両方を持って行くことが多いです。
この動画冒頭で使っているのはミラーレス一眼カメラ。機種はCanonの EOS RPです。写真も動画も高画質で撮影でき比較的コンパクトな機種です。

小さめのウェストバックにも入るサイズ。サイズと性能のバランスが取れた相棒です!!
撮影する時間帯は日中のみか、夜間も撮るのか
動画を撮影するのが明るい時間帯だけならいいのですが夜間にも動画や写真(写真は露光時間である程度調整は可能)を撮りたいのであれば機材選びに注意が必要です。というのもカメラの仕組み上モノによっては夜間の撮影がほとんどできないものもあったり、できたとしても画質が著しく悪かったりするのです。(実際初期のころこの知識がなく、帰宅後にデータを見返したときに絶望したことがあります…)
これを判断するときに参考にするのがf値と言われるレンズの明るさ(数値が低いほど明るい⁼暗くても鮮明な画像が撮れる)一眼レフやミラーレス一眼はレンズを交換することによってこのf値を調整できますが、アクションカムやコンデジなどレンズの交換ができないものは明るいレンズを採用しているものを選ばなければいけません。
夜間でも明るく撮影できる機種のでおすすめは以前の記事でも紹介したDJIのアクションカメラ Osmo Action 4
f値が小さく夜間でも明るい映像を撮影することができるアクションカメラです
動画は1秒間に撮影した複数の写真をつなぎ合わせて作られるため、一瞬のうちに取り込める光の量が少ないときれいな映像になりません。
一般的にf値が低いほど取り込める光の量が多く夜間でもきれいな映像を撮ることができます。

案所に強いためキレイな夜景を走りながら収めることもできます。
積載に余裕はあるか
例えば所有しているバイクによって積載できる量は変わってきますよねアドベンチャータイプであればキャリアケースなどもついていて荷物も大量に積載できるでしょう。しかし中にはスポーツタイプのバイクでロンツーする人もいると思います…僕がそのタイプですw
そんな人は少しでも荷物の量は減らしたいはず(アドベンチャータイプでもほかの荷物を積めるようになるなどメリットは大きいですよね)。そうなるとカメラはなるべくコンパクトなものを選びたい、だけどキレイな画像は残したい…この絶妙なバランスをかなえてくれるジャンルがコンデジ。僕も近いうちに購入予定です。
僕が購入を検討している機種 SONY コンパクトデジタルカメラ Cyber-shot RX100V DSC-RX100M5A

コンパクトながら高性能なデジタルカメラ。動画撮影にも強い!!
スマホのデジタルズームは画質が落ちる
僕の中ではスマホは補助的な役割or荷物もかなり抑えたい時と考えています。
スマホ構造上搭載できるレンズの大きさには限界があるため画面を拡大するだけのデジタルズームにならざるを得ません。そのため拡大しすぎると画質が低下してしまいます。
カメラのレンズには適した撮影距離というものがあるため標準レンズのみの機種だとどうしても画質が低下してしまいます。対策として最近のスマホはレンズを2つ以上搭載したものが多いです。
スマホに一般的に採用されるデジタルズームに対し一眼レフカメラなどでは光学ズームが採用されています。光学ズームの場合は画質の劣化がないため遠くのものをキレイに撮影したいときに威力を発揮します。
遠くのものをキレイに撮りたいけど一眼レフだとかさばって持ち運べないという人にはコンデジがオススメです。
一眼レフと同じ光学ズームを採用している機種も多くスマホに近いサイズ感で気軽に撮影できるところが魅力です。

荷物を最低限に収めたい人にはコンデジがオススメ
上記を参考に一度軽めのツーリングで使用感を確認した後にがっつりツーリングに出かけるのが無難だと思います。数字で表せない感覚的な部分も大切ですからね。
是非自分のスタイルに合うカメラを見つけてツーリングをもっと楽しみましょう。
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