来ましたね!バイクシーズン!!
これからバイクを楽しみたい人へ、10年前に免許を取得してバイクにどっぷりハマってしまった僕が各種ツーリングに必要なものの重要度を5段階に分けて紹介します。
購入の優先度を考えよう
何も考えずに目に付くもの全て購入していってしまっては一気に予算が膨れ上がってしまいます。
まずは購入する優先度を把握して必要なものから順にそろえていきましょう。
絶対に必要な☆5アイテムから、可能なら用意した方がいい☆1に分類して紹介していきます。
ソロツーに必要なもの
まずは一般的にツーリングで必要な物から紹介。
どんなツーリングにも必要な道具になるのでまずはここから確認を。
ヘルメット☆☆☆☆☆
バイクに乗るために絶対に必要なのがヘルメット。日本製のものから海外製のかっこいいものまで種類はとんでもない数。
基本は店頭に行って試着して購入するのが1番です。
自分のサイズが分かっているならネットでの購入で節約もおすすめ。
注意点はヘルメットの点検基準。
PSC(国内安全基準)、SG(PSC同等+欠陥による賠償あり)、JIS(PSC+α)、SNELL(5年ごとに見直されている厳しい基準)、DOT(アメリカの安全規格)マークなどがあります。

僕にも使っているShoei GT-AirにはPSCマークがついています

1番大切な頭を守る装備です。
間違っても安物に飛びついて粗悪品はつかまないように注意‼
グローブ ☆☆☆☆★
ヘルメットの次に準備するべきアイテム。
走行時だけでなく立ちゴケをしただけでも思っているより体へのダメージはけっこうなもの。
僕も低速で転倒した経験がありますが、グローブとシューズのおかげで怪我は最小限で済みました。
走行中バイクからの振動も吸収してくれるため長時間のツーリングで疲労の蓄積を軽減する役割もあります。

僕も使っているFiveのグローブ
見た目もかっこいいし操作性抜群です!
ライディングシューズ ☆☆☆☆★
バイクに乗る際必要な靴。
バイクは足でシフトチェンジするためスニーカーだとすぐにボロボロに。
ライディングシューズはつま先部分に補強も施され、シフト操作をしやすい形状に設計されているため快適にツーリングできて安心。
僕は足の形が横広なので最初のシューズはRSタイチを購入しました。グローブを装着していても容易にフィット感を操作できるダイヤルもついておりツーリングが快適に。

僕には合わなかったアルパインスターズ
足にフィットする人がうらやましい…
ライディングジャケット☆☆☆★★
僕も登山用の防風ジャケットの中にベストタイプのプロテクターを仕込んでバイクに乗ることもありますが、どうしても風でバタついてしまいます。
その点、ライディングジャケットはバイク専用の構造なのでバタつきもなく運転の邪魔になりません。
内側のダウンが着脱可能で気候に合わせて調整可能なモデルもあります。
もちろんプロテクト面や防風面、メッシュでは通気性能など快適にツーリングができるように作られているのでオールシーズンタイプをひとつは持っておけばある程度の気温差には対応できます。
ライディングパンツ ☆☆☆★★
ジャケットと同じくバイク専用のパンツ。プロテクターを収納するポケットが備え付けられており転倒時のダメージを軽減。
また、大排気量バイクになると一般的なズボンではエンジンなどの排熱で足を火傷する恐れが出てきます。
生地も丈夫にできているのでひとつ用意しておくと安心です。
各種ライディングバッグ☆☆☆★★
普段使いのバックパックでもツーリングはできますがバイク専用に作られたものは背負っていてもフィット感が違います。
デイツーリングで使うことの多いウエストバッグも例外ではありません。
型崩れしにくく上部には取手もあるため、グローブをつけていても扱いやすい設計になっています。
ツーリングの効率や満足度アップするおすすめグッズ
スマホホルダー☆☆☆☆★
バイクにスマホを固定できるホルダー。使用目的の多くはスマホのナビアプリ。
数千円の物もありますが安易に飛びついてしまうと強度不足の恐れもあるため、一歩間違うと走行中にスマホが飛んで言ってしまう可能性も。
かく言う僕も数年前は安物を使っていてホルダーがバイクから脱落したことがあります。

運良く自分の懐に落ちてきてキャッチできましたが…
それ以来、少し値が張ってでもしっかりしたつくりのものを購入するようになりました。
おすすめはラムマウントとクアッドロックの2種。

どちらの製品も数年間使用してトラブルは一度もありません
USB電源☆☆☆★★
スマホをナビとして使っているとかなりバッテリーを消耗するため充電手段は必須。
方法として考えられるのは車体からUSB電源を取り出すか、タンクバックやポケットに仕込んだモバイルバッテリーからの給電。
車体以外からの給電ではコードが邪魔になったり、使用料に制限があるなどのデメリットがあるので車体からの給電が安心。
バッテリーから直接給電しっぱなしのタイプはバッテリー上がりの原因になるため避けるのが無難

バッテリーから直接給電のタイプはバッテリー上がりの原因になるため避けるのが無難
インカム☆☆☆★★
ヘルメットを装着しての走行中は当然スマホの音声が聞こえないためインカムを使用することで音声案内や音楽などを聞くことが可能。
一般的なイヤホンを使うこともできなくはありませんが耳が痛くなるのは時間の問題。これも経験済みです。
基本的にバイク仲間と走ることが多い人は仲間と同じメーカーのものがおすすめ。

僕の周りはSenaが多いためSenaを購入
一緒に購入する人がいるならデュアルセットのほうが1万円以上お得!!
逆に1人で走ることが多い人はそこまで高価なものでなくても大丈夫。
聞くだけインカムなんてものもあります。

連続稼働時間で8時間使えるのでロングツーリングでも安心
ヘルメットホルダー☆☆★★★
飲食店などにもちこむと邪魔になるヘルメット。最近では純正のホルダーが取り付けられてる車種も多いですが後付けする事も可能。

値段的にもそこまで高くないのでヘルメット盗難の予防としてもコスパは高め
カメラ&3脚☆☆★★★
写真、動画好きの僕としては☆5にしたいところですが今はスマホもかなり画質が良く本気でカメラを楽しむ場合でなければ荷物になるだけなので☆は2つ。
ただ一眼レフで撮った写真はやはり格別。余裕があれば是非購入を検討してみてください。
こちらの記事でバイクと相性のいいカメラを紹介しているので参考にしてみてくださいね。

三脚を選ぶ際は耐荷重に注意!!
ミラーレス一眼などを使用する場合は余裕のあるものを選びましょう
モバイルバッテリー☆☆☆☆★
USB電源を取り出してない場合や乗車時以外のスマホ充電のためにひとつ常備しておくと安心。
ロングツーリング時にはその他ガジェットの充電にも使えるようにソケットなど規格を要確認。僕はアップルウォッチも充電できるこれを使ってます。
マスツーリング
仲間やイベント参加者などと一緒に走るマスツーリング。
基本はソロツーリングと変わりませんがあるとさらに快適になるアイテムを紹介。
paypay☆☆☆★★
スマホのQRコード決済サービス。友達とツーリングに行った時に割り勘できたり現金を持ち歩かなくて済むため荷物を減らせるなどのメリットが。
paypayカードを使っていればポイント還元率もアップ!!
荷物のコンパクト化についてはこちらの記事でも紹介しています。
アクションカム☆☆☆★★
マスツーリングの楽しい思い出を記録するために。
おすすめは360度カメラ。撮り逃しも少なく、撮影者本人もフレームインできるためマスツーの撮影におすすめ。

本音は撮影してる自分も写りたいんですよね…
ロンツー
遠方の目的地を目指すロングツーリング。
旅先での宿泊が前提になるため日帰りのツーリングプラスアルファの準備が必要。
出発前に必ず確認を!!
カッパ☆☆☆☆★
ロンツーでは高確率で鉢合わせる雨。
気合いで乗り切る事もできますが長時間となると体温を奪われ体調を崩す可能性が高くなります。

防寒着として使うこともできるため、間違いなく持っておいた方がいいアイテム。
イヤホン☆☆★★★
宿泊先や休憩中にあると嬉しいアイテム。
特にキャンツーでは夜何もすることがなかったり、意外と周りに人がいなくて淋しくなったり笑

かさばる物でもないので常備しておくと意外と使うことの多いアイテムです
キャンプツーリング
旅先でテント泊をするキャンプツーリング。
テントや調理器具を持ち運ぶために積載量もかなり多め。
不便を楽しむという時代と逆行した行為が非日常感を味わうことができて中毒性高め。
数多くの便利アイテムが販売されているため準備する段階で楽しくなってきます。
キャンピングシートバッグ☆☆☆☆★
キャンプツーリングの積載にほぼ必須と言っていいアイテム。
キャンプツーリングを想定して作られているため便利な機能が満載。
拡張機能がついていたり上面の網にはシートなどを収納できるほか、側面から荷物を取り出せるためいちいちバックの中身を書き分ける必要がありません。開いた部分は簡易テーブルにも。
側面右側にミラーレスカメラを収納しておけば咄嗟に路肩に停車して撮影する事もできます。

右側に収納する理由はバイクを停車した時にスタンドの関係で左に傾くため。右側にすることでカメラの落下リスクがほぼ無くなって安心。

上部から取り出すのって意外と手間なんです
テント☆☆☆☆☆
当たり前ですが寝床は必須。バイクでのキャンプに必要なのはコンパクトかつ設営場所の自由がきく物。
シートバッグを持ち込んでも寝転がることのできる2人用が使い勝手〇。
さらにテントには自立式とペグダウン式のものがありますが、ペグを打ち込めない場所でも使用可能な自立式がおすすめ。
キャンプ場への到着が遅くなる事もあるので設営もなるべく簡単な物を選びましょう。
こちらのテントならグランドシートやペグもセットになっているので別で購入する必要がありません。
あとは100均のハンマーを準備しておけばOK。
クッカー☆☆☆☆★
カップ麺のお湯沸かす時や簡単な焼き物をする時などに必要。
物によって水量を測るメモリがないものもあるので注意。
おすすめはこの2つ
これがあれば最低限の調理はできるため、なれるまではこれだけで大丈夫です。
バーナー☆☆☆☆★
こちらも調理のために使う道具。選ぶ際注意する点はガスコンロ用ボンベが使えるかどうか。
登山と違い道中でボンベを調達する必要が出る可能性もあるため、コンビニでも手に入るコンロ用を使用できるバーナーを選びましょう。

ボンベが空になって急遽最寄りのコンビニへ買いに走ったことが何度かあります。
※極寒の中キャンプする場合はコンロ用ボンベでは対応できないので注意‼︎
寝袋☆☆☆☆★
暖かくなってきた春先でも明け方の気温は放射冷却でかなり下がります。
僕自身はモンベルの寝袋を使っていますが、コンパクトかつ保温性の高いものは値段が高くなりがち。
逆にあまり大きくなりすぎるとシートバッグに収まらないのでバランスが大切。

最寄りのアウトドアショップで実際にサイズ感を把握するのがおすすめです
シート☆☆☆☆★
テントに敷く簡易クッション。
銀マットでも対応できますが正直言って痛いです。
それよりこのタイプのほうが重量を分散しクッション性が高くて快適。
エアマットやコットもありますがかなりかさばるので積載量に余裕があれば検討してもいいと思います。
LEDランタン☆☆☆☆★
特に無料キャンプ場は薄暗い事も多くテントの中でも必要になる光源。
おしゃれなものも沢山あってテンション上がりますが、僕のおすすめはモバイルバッテリー兼用のランタン。

ガジェットを沢山持ち歩く場合のサブ充電器としても優秀!!
レンタルツーリング
ショップでレンタルしたバイクでのツーリング。
僕は主に時間短縮のために北海道などの遠方でレンタルして走って回ることが多いですが、地元でレンタルして旅に出ることももちろん可能。
自分のバイクは所有せず、ツーリングに行く時だけレンタルしている人も多いですね。
僕も2台あったバイクを1台売却してかかっていた費用をレンタルツーリングに回しています。
タンクバック☆☆☆☆★
バックパックと合わせて使用。
パックパックに詰めると重くなるカメラやすぐに取り出したい財布などを入れるために。

上部のクリアスペースにツーリングマップルを仕込んで使用することも可能です
ベストタイププロテクター☆☆☆★★
普段着の下に着込むタイプのプロテクター。
レンタルショップまで派手なライジャケを着ていくのに抵抗がある人におすすめ。

普段着と別にジャケットを持っていく必要がなくなるため荷物の削減にも有効
バイクライフをもっと充実させるために
ここからはバイクライフをもっと楽しむためのおすすめアイテムの一部を紹介。
予算に余裕がある人やタイミングの合う人は検討してみては⁉
車庫☆☆★★★
大切なバイクを天候や盗難から守るためにはやはり車庫。キャンプ用品や整備用品なども収納できるバイク好きの夢スペース。
一番の理想はもちろんビルトインガレージ
自宅でのんびりくつろぎながら愛車を眺めることができれば疲れも吹っ飛びます(笑)
一度ハウスメーカーで見積もりを取って必要な金額を把握してみるのもアリ。
といっても現実はなかなかそうもいかないもの。僕もビルトインガレージの夢は諸事情でかなわず自宅敷地内にバイク用ガレージを作ることで妥協しました。
といっても満足感はかなり高く、ここだけは譲らなくてよかったと思える部分です。
バイクメーカーだけでなく有名なイナバ物置やヨドコウからも場奥用ガレージのラインナップがあるので自分の条件に合ったものを探しましょう。
ヨドコウ物置のバイクガレージを使用していますが2台停めても荷物を置く余裕がかなりあります。
設置場所などの問題がある場合は簡易車庫もおすすめ。

外から見えないだけで防犯効果もあり
空気入れ☆☆☆★★
僕もつい最近購入した電動空気入れ。わざわざスタンドに行く手間も省けて超便利です。
心配していた音も日中では問題ない程度で購入してよかったです。
バッテリーさえ持っていれば本体価格は7千円程。
ちょうどAmazonプライムカードを申し込んだ際のポイントがあったのでお得に購入できました。
もしまだAmazonカードを持っていない人はお安く購入できるので検討してみては?
ブロアー☆☆☆★★
洗車後に細かい水を飛ばすために使用。
バイクは細かいパーツが多いので洗車後は隙間に水が溜まりがち。ブロアーを使えば拭き上げた後にまた水が…なんて事にならずに手間が省けて快適です。
メンテナンススタンド☆☆☆★★
チェーンのメンテナンスや洗車時に使用。
車体を持ち上げる事でメンテナンスの時間が短縮できます。また無駄に車両を動かすことがないので限られたスペースでメンテナンスできるのも大きなメリット。
工具☆☆★★★
準備しておけば何かと役に立つ工具セット。
簡単なもので言えば先ほど紹介したスマホマウントの取り付けなどでも細かい工具が必要になってきます。
簡単な作業であれば自分でできるため長い目で見れば工賃分をペイできるので余裕ができたタイミングで買っておくと安心。

スマホスタンドくらいは自分でつけたいですもんね
焚き火台☆☆★★★
積載に余裕があれば持っていきたいキャンプを3倍楽しめる道具。
焚き火を眺めながら食べるご飯は格別です。
鉄板☆☆☆★★
お肉を焼く際に僕が一番おすすめのアイテム。焚き火は火おこしに時間がかかるけどクッカーだと味気ないという時に最適。
遠赤外線で美味しいお肉を焼くことができ、焚き火のように火を起こす手間が掛からない。
あまり嵩張ることはないですが重量がそこそこあるのでシートバッグに積載して持っていきたいですね。
まとめ
購入前の考える時間も楽しみの一つ。いきなり全てそろえる必要はないので、自分のツーリングスタイルを考えながら少しずつそろえていきましょう。
ツーリングの思い出を写真で見返すのも醍醐味の一つ。
こちらの記事ではツーリングにおすすめなカメラも紹介しています。
ぜひ楽しいバイクライフを送ってくださいね。
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