カメラ性能が向上し、コンパクトな機種でも驚くほど綺麗な動画を撮れるようになった今。荷物を極力抑えたいライダーにとって嬉しい時代ですね。ただ種類が豊富になったがためにどんなものが自分に適しているか探すのが難しいのも事実。

今回は動画撮影が大好きな僕がツーリング先で4k動画を撮影できるライダーにオススメのカメラをまとめました。

性能のほかにも携帯性、コスパにこだわって選びました!!
DJI Osmo Action 5 Pro(アクションカメラ)
djiから販売されているアクションカメラ。
このサイズで4k撮影は60fpsの滑らかな動画を撮影することが可能。夜間撮影にも強く、目標を中心に自動補正する被写体トラッキング(2.7kとFHD時)など撮影補助機能が満載。前機のOsmo Action 4からさらにアップデートされ他の機材を持っていなくてもこれひとつでほぼ完結してしまうことを考えると、かなりのコストパフォーマンス。
マグネットマウントや電源onと同時に素早く撮影開始されるクイックキャプチャーなどライダーに嬉しい機能も搭載されています。

クイックキャプチャはライダーにほぼ必須の機能です
DJI Osmo Pocket 3(手持ちカメラ)
djiのオスモポケットシリーズは物理ジンバルを搭載した手持ちカメラ。
手持ちジンバルの強みはデータを調整する電子手ぶれ補正と違い画質の劣化がないこと。ツーリング先で宿に到着した後現地の飲食店や観光地を回る時にはどうしても時間帯が下がってしまうことが多いため頼もしいカメラです。
コマ送りのような動画が撮れるハイパーラプスも可能なのでキャンプツーリングで夜通しバイクと星空を撮影するというなんてこともできますね。もちろんツーリング先での美味しいご飯やお酒、観光でも長所を発揮。

非常にコンパクトなので収納スペースに困らないのもgood
iPhone(スマホ)+ジンバル
もちろんiPhoneもかなり高画質な動画を撮影可能。そこにスマホ用ジンバルを追加すればさらに滑らかな動画を撮影することができます。
こちらの動画の冒頭50秒ほどは、約7年ほど前に当時のスマホ(Xperia z3)とスマホ用ジンバルを使用して作りました。今と比べれば手ぶれ補正の性能もはるかに劣る機種でもジンバルを使用することで滑らかな動画を撮影できました。(実は1番再生回数が伸びた動画)
今はアップルウォッチで操作できたり、トラッキング機能も搭載したコンパクトなスマホ用ジンバルがあるのでおすすめの撮影方法のひとつです。

価格を抑えることができるのもうれしいですね
Sony サイバーショット DSC-HX99(コンデジ)
コンデジのオススメはSonyのサイバーショット DSC-HX99 。
この性能、携帯性でこの値段はかなりコスパ良し。ブログカムも非常に人気ですが自撮り用に性能を振っているため望遠性能が劣ります。バイク動画は他のvlogと異なり、かなり特殊です。経験上ツーリング先では自分のバイクを停めたところから離れて撮影することも多いため、ズーム機能が弱いと思ったように映像が撮れません。
その点この機種は画像の劣化しない光学ズーム28倍を搭載。モニターチルト機能でブログカムと同じように自撮りも可能。これだけの機能が詰め込まれていれば遠距離ツーリングで荷物をかなり抑えることができます。
注意点は4k動画は30fpsしか対応していないので60fpsの滑らかな動画を撮影したい場合はミラーレス一眼などを準備する必要があります。(4k60fpsが可能なコンデジは見つかりませんでした)

自分の持っている他の機材と使い分けることが大切です
静止画の性能も申し分ないため遠距離ツーリングに持って行くには最高のカメラだと思います。
4kは撮れなくてもいいから価格を抑えたい人には価格の安いこちらの機種もオススメです。
Sony VLOGCAM ZV-E10M2(ミラーレス一眼)
ソニーのブログカムシリーズのミラーレスタイプ。こちらはコンデジタイプと違って60fpsの4k動画が撮影できます。
レンズを交換できるメリットを生かしてコンデジと用途の住み分けを考えてうまく使い分けましょう。他の機種よりもかなりコンパクトかつ軽量に作られており、さすがはvlogのために作られたカメラといったところ。
アクセサリーも充実しておりシューティンググリップ GP-VPT2はワイヤレス操作のできる自撮り坊や三脚としても使うことができます。
比較的安価な値段設定も手を出しやすく、うれしいポイントです。
Insta360 Insta360 X4(360度カメラ)
360度カメラとして有名なインスタ360。このカメラはモトブログというより車体に固定して撮影する車載動画形式。
この機種最大の目玉は自分の走っている姿を自分で撮影できること。
車体後部にマウントし、360度カメラのメリットを活かして走行している姿を後ろから追いかけているような視点で撮影したり、走行中に自分が気づかなかった景色も逃すことなく撮影できたり。
10m防水も付いており多少の雨は問題なし。360度カメラなので手振れの心配はないうえ、画質も申し分ないので他のアクションと一味違った面白い動画を撮ることが可能です。
海外ライダーの走行動画をよく見かけますがカッコいいですよね!
以上4k動画の撮れるバイク用オススメカメラを紹介してきました。それぞれ長所短所があるため自分のツーリング、撮影スタイルに合った機種を探すのがベターです。

はじめはアクションカム、次にコンデジという流れがオススメです。
ぜひ自分に適したカメラを見つけて素敵な動画を作ってくださいね!!
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