バイク聖地のひとつである九州。僕の地元大分県はフェリーで訪れる際の玄関口として多くのライダーが訪れます。
大分県から九州入りする魅力の最たる理由はなんと言っても出発直後から素晴らしいワインディングを走れること。
市街地の渋滞をほぼジャンプして気持ちよく走っているうちに阿蘇まで到着できる大分県は九州ツーリング最高の出発地点といっても過言ではありません。
そんな大分県は自分のバイクで訪れるだけでなく、バイクをレンタルして走ることもおすすめです。僕自身、北海道でレンタルバイクを利用した経験からもお勧めできる方法です。

アクセスのいいレンタルショップを押さえていれば交通費や荷物、更には時間や体力の消耗も最小限に抑えて現地でのツーリングを存分に楽しむことができるからです。
とはいえ、バイクのレンタルを利用したことがなかったり、初めて訪れる場所だとどこのショップで借りればいいのか、選ぶ際の注意点など何から調べたらいいかわからず、調べる時間も中々取れない。

地元のことは地元の人に聞くのが一番です!!
そんな人のためにバイク旅大好きな地元民の僕がお勧めのショップと注意点をまとめました。
この記事を読めばレンタルバイクで九州ツーリングを安心して思いっきり楽しむことができます。
やまなみハイウェイなど多くのツーリングスポットを有する大分県から出発する際にお勧めのショップを次の3つの観点から厳選。
・ショップへのアクセス
・車種ラインナップ数
・ツーリングスポットへの距離
順番に紹介します。
【出発一分後にはやまなみハイウェイ】ホンダドリーム別府
・ショップへのアクセス☆☆☆☆☆
・ラインナップ☆☆☆★★
・ツーリングスポットまでの距離☆☆☆☆☆
多くのフェリーが寄港する別府観光港直近のレンタルショップ。さんふらわあのターミナルがリニューアルされ以前より更に近くなりました。
距離はターミナルから500mと徒歩でも余裕の距離。僕が大阪へ家族旅行に行く際、小学生の息子でも文句を言わずに歩けた距離です。

ターミナルを出るとすぐにやまなみハイウェイの入口が目に入り、その交差点を左折、吉野家のある交差点を右折して歩いていくとすぐにHONDAドリームの黒い看板が見えてきます。
若干の傾斜はあるもののそれもほんの3分弱。ツーリング用のバッグを持っていても大人であれば問題ない距離です。
ラインナップは大型車2台、中型車4台、原付2種1代、スクーター1台。メーカーはホンダのみ。
ここから出発する際のお勧めはもちろんやまなみハイウェイを走って湯布院、長者原などを経由して阿蘇へ向かう王道ルート。

ショップを出た瞬間からやまなみハイウェイを走れる県内唯一のショップです。
【フェリーからも電車からもアクセス良好】モトクルー
・ショップへのアクセス☆☆☆☆☆
・ラインナップ☆☆★★★
・ツーリングスポットまでの距離☆☆☆★★
大分港から徒歩750m 西大分駅 から450m。中型1台、原付2種3台、電動バイク1台。
関西からフェリーを利用する際、もう一つの航路である大分港の直近にあるショップの一つ。
こちらも扱っているのはホンダの車種のみで台数はやや少なめ。ただこちらに関してはJR西大分駅からも距離が450mとかなり近いため電車でのアクセスも良好。


大分市内や別府市内に宿泊したのち翌朝電車でショップに向かうこともできるため時間の使い方に融通が効くのがうれしいポイント。
実は僕が2台目のバイクをバイクを購入したショップでもあり、社長の人柄の良さも知っているので安心して紹介できるショップ。
大分県内では珍しく電動スクーターを取り扱っているため興味のある人は試してみてください。
【大分港から1.5km 大分駅、別府駅からは送迎もあり】レンタル819大分
・ショップへのアクセス☆☆☆☆★(送迎利用時☆☆☆☆☆)
・ラインナップ☆☆☆☆☆
・ツーリングスポットまでの距離☆☆☆★★
大型5台、中型15台、原付2種3台、スクーター2台とラインナップは大分県内1。大分県で唯一SUZUKIのレンタルバイク取り扱いのあるショップです。
またレンタルでは珍しいロイヤルエンフィールドも取り扱っているのでこの機会に乗ってみるのもおすすめです。

先ほど紹介した2つのショップより交通機関からの距離がありますが、このショップ最大のおすすめポイントが車での送迎が可能なところ。
大分駅や別府駅に到着した時点で連絡をすると無料で車を手配してくれます。
レンタルバイクを自身の装備だけで利用する場合、バックパックの他にもヘルメットや宿泊のための道具を持ち歩かなければならないためこのサービスは非常にありがたいです。

ヘルメットって思っているより嵩張りますよね
僕自身が北海道でレンタルバイクを利用した際、バスで移動するときの荷物の置き場所に苦労しました。混雑する時間などは他の乗客にも気を使うため車での送迎は非常にありがたいサービスです。
【大型ツアラーを借りるならここ】カワサキプラザ大分
・ショップまでのアクセス☆☆☆★★
・車種ラインナップ数☆☆☆☆★
・ツーリングスポットまでの距離☆☆☆☆★(九州南部へ向かう場合は☆☆☆☆☆)
カワサキのホームコースがある大分県唯一のカワサキ専門ショップ。大分県内でカワサキのバイクがこれだけ取り揃えられているのはここだけです。
また大分県内はここのNinja1000しか大型ツアラーの取り扱いがありません。長距離用の大型のレンタルを予定している人はこのショップを利用しましょう。
アクセス方法はJR敷戸駅から1.5km大分駅からバスを利用する場合人吉入り口バス停から210m。道のりはほとんど平坦でバスの利用が可能であればアクセスも問題なくJRでも現実的な距離です。

また、九州南部の宮崎県や鹿児島県に向かう場合、県内一の立地で宮崎県のチキン南蛮や本土最南端を目指す人は一番の候補に。
数年前までモトクルーで働いていた店長がのれん分けした姉妹店で、新型車の試乗やメンテナンスでお世話になっているショップです。
店長の人柄の良さから常連になっている県内のカワサキオーナーも多くXのフォロワーさんもよく立ち寄っており安心して付き合いのできるショップの一つです。
【ヤマ派におすすめ】YSP大分
・アクセス☆☆☆★★
・ラインナップ☆☆☆★★
・ツーリングスポットまでの距離☆☆☆☆★
最後はヤマハの専門店YSP大分
こちらも取り扱いは全車種ヤマハのバイクで8種類をラインナップ。原付の取り扱いはしていないため原付2種以上の免許が必須なので要注意。
アクセスはJR賀来駅から850m、大分駅からはバスを利用し賀来入口で降車し、徒歩で300m。

JRからも1㎞以内と徒歩でもそこまで問題ありません。中、大型車のラインナップはあるもののロンツー向けの車種ではないためここも注意が必要です。
【ライダーの聖地阿蘇へ】大分県出発のお勧めルートは大きく3つ
HONDAドリーム別府を出発した場合はやまなみハイウェイを通り湯布院を経由して長者原を走るルート。はじめは別府の温泉街を眺めながら、湯布院に入ったあたりからは絶景と快走路がお迎えしてくれます。

そのほかの4つのショップを利用した場合のお勧めルートは2パターン
一つは国道210号線を経由して湯布院、長者原、阿蘇へ向かうルートと2つ目は国道442合繊を通って途中から県道412号線に入りぐるっとくじゅう周瑜道路を通って阿蘇に入る方法などがあります。

大分県はマイナーでも走っていて気持ちのいい道路が多いため九州ツーリングの出発地点としては最適です。
一昔前と違い大分県もレンタルバイクの取り扱いが増え、楽しくツーリングすることができるようになりました。
是非ご自身のバイクでもレンタルでも九州でこれからのバイクシーズンを楽しんでください。

ルートやツーリングのお勧めスポットは別の記事に詳細を作成中です、ルート計画の参考にしてみてください。
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